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1月, 2019の投稿を表示しています

認知症が進んで、母の通うデイサービスに自宅の鍵を預けた

デイサービスの責任者から、母を迎えに行ったところ、家の鍵が見つからないので連れて行けないとの連絡が月曜日朝9時にケータイに連絡がありました。 とうとう母は、出かける際に必須の鍵を忘れるようになりました。 デイサービスに行くときに、貸与されているエコバック中に、ジッパー付きケースを入れます。このケースに連絡帳を入れて、そのジッパーにはチェーンで自宅の鍵を取り付けています。要するにエコバックの中に、鍵を取り付けたケースを入れるだけなのですが、本日は迎えの運転手に中身の無いエコバックを提示し、ジッパー付きケースが直ぐに見つからなかったようです。 たまたま、この日は私が家に戻れるので、家に帰ったら母を車でデイサービスに連れて行くと回答しました。 家に戻ってみると、母はエコバックにジッパー付きケースを戻した状態にしており、テレビを見ていました。認知症のため私が平日の朝に家に戻ったことも、デイサービスに未だに行けてないこともわからない様子です。直ぐに車に乗せて連れて行きました。 エコバックに入れる手荷物は前日に私が準備して、迎えに来たら持っていくだけにしているのですが、何故か中身をばらします。触らないように注意しても直りません。過去にもこのようなケースは何度もあったと思うのですが、迎えの方に鍵が無いことを促されるとこれまでは自力で探せていたようで、それも出来なくなったようです。 だんだん当たり前のことが出来なくなっています。認知症は本人に改善を促す手立てがありません。 そこで今後のために、鍵(非接触カード)をデイサービスに預けることにしました。

脳出血と脳梗塞を繰り返した父は老健での生活です

父は昨年7月24日に、身体の変調を訴え救急車で病院に運ばれました。脳出血でした。主治医からは右半身の麻痺が残り、自宅での生活は出来ないだろうと告げられました。当初はベットに寝たきりだったのが、リハビリにより車椅子で病院内を移動できるまでに回復しました。右半身や言語障害もそれほどではありません。しかし、一人でトイレに行くことは出来ません。リハビリを頑張る気力も無いのでこれ以上の回復は見込めないとの診断結果が出ました。そこで介護老人保健施設(老健)を病院から紹介してもらい、9月11日に退院して即老健に入所することになりました。 年末年始も戻ることなく、施設での生活です。老健での生活の方が集団でのルールがあるため、当初から非常にナーバスになりしきりに退所を要望していました。昨年3月の脳梗塞で入院して以降小刻み歩行が酷くになってから、外出が極端に少なくなりました。日中はテレビの前の長いすに座って、居眠りをしているだけだったので、集団生活で何かさせられることに対して非常にネガティブになっていました。 それでも3ヶ月過ぎたことから、本人曰く「諦めた」とのことで老健での生活を受け止めています。過去から脳出血と脳梗塞を繰り返してきた割に意識はしっかりしていますが、生きる目的が無いので「早く迎えに来て欲しい」が決まり文句になっています。 家族としてはリハビリを頑張って、何とか自力でトイレに行けるようになってくれれば自宅での生活も可能になるのではと思うものの、生きる意志と力を失っているので何ともならないのが現状です。

年末年始10日間の休みで、デイサービスに母が行きたがらなくなった

認知症の母は、昨年9月10日から毎日のように利用しています。 毎日が楽しいようで、土日が定休日なのですが、曜日を認識出来ないため、毎朝行く準備をしていました。 年末年始の休みが始まってからも晦日まで行こうとしていました。 ようやく大晦日、正月とデイサービスがお休みと認識して落ち着いていました。 昨晩明日7日から始まると伝え準備したのですが、気乗りしない様子です。デイサービス自体を知らない素振りさえしました。 しかし、多くを言うと行かないと拒否するかもしれないので、とりあえず用意して引き上げました。 今朝、夕食用のおかずを持って行ったところ、リビングの長椅子にダウンジャケットを着て寝ていました。 寝室が寒くて寝られなかったと告白されました。リビングに隣接した寝室に暖房はありません。リビングは床暖房で一晩中暖めているので、寝室の引き戸を開けていれば十分な暖が取れます。昨年もそうしていたのに、忘れたようです。 今晩から注意しなければなりません。 直ぐに床暖房の温度を上げて、寝室の引き戸を開けて、デイサービスが来るまで2時間横になればと促しますが、怪訝な顔をして寝ようとしません。 そこで一旦引き下がり、俺の勤務を午後からにすることを決めました。 8時頃に様子を見に行ったところ、夕食用の野菜炒めを朝食として食べていました。食事を取る元気があるのであれば、デイサービスに行けると踏んで、お迎えが来るまでそっとしておきました。 8時45分に送り迎えの運転手のお爺さんが呼び鈴を鳴らしてくれたので、玄関を開けて、朝食の後片付けをしていた母に、お迎いが来たことを伝え、ダウンジャケットを着せながら玄関に連れて行ったところ、運転手の顔を見て、デイサービスを思い出して嬉しいそうな表情になりました。後は気持ち良く家を出てくれました。 ギリギリの攻防を制しました!デイサービス復帰成功です。明日から付き添いは不要になるハズです。 母を送り出した後は、冷蔵庫の旧くなった食材の廃棄と部屋の掃除をして、終了です。